「わたしのエシカル」をみつけよう オーガニックやフェアトレードのコットンを選ぶ理由 開催報告

「わたしのエシカル」をみつけよう オーガニックやフェアトレードのコットンを選ぶ理由 開催報告

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2017年7月29日にセミナー『「わたしのエシカル」をみつけよう オーガニックやフェアトレードのコットンを選ぶ理由』を開催しました。株式会社Control Union Japan代表取締役の山口真奈美さん、特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン 事務局長の中島佳織さんをゲストスピーカーとしてお迎えし、今後行っていきたいエシカルについて話し合いをしました。

このイベントは、参加者がインドのコットンの生産地で起きている問題を例に、エシカルな消費の必要性を理解し積極的にエシカルな製品を購入してほしい、そして様々な立場の人の協働につながるきっかけとなってほしいという思いから開催されました。

当日は、20名を超える参加者が来てくださり、2時間という短い時間ではありましたが、エシカルについて積極的な意見交換を行うことができました。

インドにおけるコットン産業の現状について

ACEの田柳優子から、インドのコットン産における農薬の使用の問題や児童労働の問題について説明しました。インドでは、9割以上が遺伝子組み換えによるコットン栽培であるということ、農薬の使用によって土壌汚染や健康被害があること、子どもが学校へ行けずにコットン農場で働いているという深刻な現状をお伝えしました。

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エシカルについて学ぶ① 

オーガニックの認証について コントロールユニオンジャパンの山口真奈美さんからは、オーガニックコットンの認証プロセスについて説明していただきました。認証は、原料だけでなく、生産プロセス、製品の質、労働環境など審査官による厳しい審査を経た上でなされます。最後に、認証制度がなくともオーガニックが当たり前になるような社会で本来はあるべきだ、という力強いメッセージをいただきました。

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エシカルについて学ぶ② 

フェアトレードについて フェアトレード・ラベル・ジャパンの中島佳織さんからは、国際フェアトレードのしくみについてお話しいただきました。途上国において正当な価格で売買ができれば援助がいらないという考えのもと、最低価格の保証、人権、自然環境への配慮などの基準をもとにフェアトレードの認証がなされています。また、東京2020オリンピック・パラリンピックでは、海外産の農産物は「フェアトレードによるもの等を優先的に調達すべき」と規定されていることを教えていただきました。

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参加者によるグループトーク

最後に、今までの購買基準とこれからの購買基準についてグループで話し合いました。今までは、値段、デザイン性、買いやすさなどを重視してきたという意見が多く出ました。その一方、今後消費者としてできることとして、認証マークに気を配る、必要なものを見極める、長持ちする製品を選ぶ、製品の背景を考えるなどが挙げられました。セミナー参加後の皆さんのエシカルな意識の変化を共有することができました。

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イベントの最後は登壇者、参加者全員でレッドカードをあげ、児童労働のない世界を目指す意思表示を行いました。

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(報告:ACEインターン 伊藤光理)

※ このセミナーは、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催しました。

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  • カテゴリー:報告
  • 投稿日:2017.09.08