アドボカシー(政策提言)
アドボカシー事業では、子ども・若者の権利を奪う社会課題に関する調査研究、情報発信、提言活動を実施しています。特に、持続可能な開発目標(SDGs)8.7で掲げられている「2025年までの児童労働撤廃」を実現するために、政策立案、制度改革に向けて世論の喚起や政府への提言などを行っています。
グローバルレベルのアドボカシー
国際ネットワークへの参加や児童労働に関連する国際会議への出席などを通じて、グローバルレベルでの政策提言活動を行っています。
・Alliance 8.7(アライアンス8.7)パートナー団体
・Global March Against Child Labour(児童労働に反対するグローバルマーチ)理事
・Kailash Satyarthi Children’s Foundation (カイラシュ・サティヤルティ子ども財団、米国)
・Child Labor Coalition(児童労働連盟、米国)会員
日本国内でのアドボカシー
国会議員や関係省庁者との意見交換会、勉強会などをACEとして、またネットワークを通じておこない、政策を提言しています。
・児童労働ネットワーク(CL-Net)事務局
・認定NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)理事
・ビジネスと人権市民社会プラットフォーム幹事団体
・一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク
・GPeVAC日本フォーラム(GPeVAC=子どもに対する暴力撲滅のためのグローバル・パートナーシップ)
・TICAD-NGO 連絡グループ
・人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)
・教育協力NGOネットワーク(JNNE)
・子どもの権利条約NGO レポート連絡会議
・G7市民社会コアリション2023
活動報告
2025年12月18日
ジュネーヴでの国際会議「国連ビジネスと人権フォーラム」に参加し、児童労働フリーゾーンについて発表しました
2025年11月24日~26日にスイスのジュネーヴで開催された「第14回国連ビジネスと人権フォーラム」に、ACEから岩附、佐藤、私(川村)の3名が参加してきました。
ACEが共催団体として携わったアフリカ地域セッションにおける、ガーナの児童労働フリーゾーンについての発表のほか、フォーラム中はさまざまなセッションに参加し、ビジネスと人権の最新の議論に触れ、ACEの様々な活動とも照らし合わせながら考えを巡らせました。
2025年11月11日
日本国内で発生した児童労働の報道を受け、声明を発表しました
17歳の少年が工事現場で転落死、また12歳のタイ人少女が人身取引の被害に遭った報道を受け、日本の児童労働の現状把握と対策を求めた声明を発表しました。
2025年10月8日
2025年版「カカオバロメーター」が発行されました〜活動で得た知見を共有し、児童労働に関する章の執筆に貢献〜
ACEも参加する国際ネットワーク「VOICE Network」が、カカオ産業が抱える問題と改善の方向性をまとめた報告書「カカオバロメーター」2025年版を公開しました。
2025年7月24日
ハイレベル政治フォーラム(HLPF2025)でサイドイベントを実施しました
国連本部で開催された「国連ハイレベル政治フォーラム(HLPF2025)」にて、児童労働をテーマとした国際対話を呼びかけるサイドイベントを7月16日に開催しました
2025年6月19日
ACE政策提言書2025を公表しました
児童労働を日本でもなくしていくため、また世界的に高いとはいえない日本の子どものウェルビーイング向上のためにも、日本政府が政策、実施において果たす役割は大変大きいものがあります。そこで政策提言書としてまとめ発信することにしました。









