ガーナの児童労働がNYタイムズに掲載 | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)

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メディア掲載児童労働

2006年10月31日

ガーナの児童労働がNYタイムズに掲載

NYタイムス紙にアフリカの児童労働の記事が載っていました。このナレーションのほうを以下ざっと訳したので、見てみてください。

Africa’s World of Forced Labor, in a 6-Year-Old’s Eyes – New York Times

Africa’s World of Forced Labor, in a 6-Year-Old’s Eyes

以下、NYタイムズ抜粋訳

ガーナ東部のボルタ湖には朝早くからカヌーが浮かび、漁をしている。
そこで働いている子どもたちは親戚から漁師に売られたこどもたち。

「教育を受けられるかもしれない」という希望のもと比較的裕福な親戚に送り出すことがアフリカの慣習となっているが、子どもたちは教育は受けていどころか労働力としてしか扱わない人身売買者のえじきとなっている。ここで働く子どもたちはほとんど外部から来ていて、漁師に貸されている状態。

非人間的な状況で8時間、夜中の12時まで働いていて、2時か3時に戻って、また4時から働くということもある。実際子どもたちは1日に一度しかご飯が食べれず奴隷的な扱いを受けている。幼い子は6歳の子どももいて、おやに20ドルで売られてこのような状況で働くのは耐え難い。

網の修理をしている12人の子どもとたちと話した。みんな仕事とその環境を一様に嫌っていた。18歳で4年間働いている子は親の葬式代のために働いているという網を水中に残してきたといって、漁師に木のパドルで打たれて気を失ったことがある。12歳のほかの子どももそのようなことがあるといっている。捕獲量が足りないという理由で同じような仕打ちを受けることもある。

子どもたちで逃げたいという話をするけれどチャンスがない。自分の苗字やどこから来たのかも知らない。はじめは働く時間について誇張しているのだと思ったが、実際に子どもたちは12時間働いている。このような肉体的虐待にくわえて、子どもたちが恐れているのは湖の水に入ってそこから浮き上がれないのではないかということだ。雇用主である漁師に聞くと、子どもにとっていいことではないが、生きるためには仕方ないという。

マーククワドロくん(6歳)は、3日間の取材の間、一度も笑わず、ほとんどしゃべらなかった。お腹が減った、寒い、眠いのほかに言ったことは、仕事がいやだということだ。

漁師であるタキさん(31歳)本人も、8歳から働いている。もっと大きい子はお金がないので雇えないので他に選択肢がないという。タキさんはマークを殴るが、マークはなぜ殴られたのか覚えていない。マークは幼すぎる。マークは泳げない。マークは漕ぐ力がたりなくて泣くこともある。

近くのカヌーで働くコフィくん(10歳)のは1年間という約束で来たが、すでに3年間働いていて、状況は気に入っていないという。タキさんは12歳以下の子ども7人を雇っている。そのうち4人は同じ町から来ていた。そこでその町を訪ねたがマークの親は引越ししてしまったが、おばさんがいた。

雇用主は1年に27ドル、それを4年間支払ってきたというが、それより少ないとそのこのおばはいっている。マークはこの家族で5人目の外に売られた子どもである。マークのお姉さん(9歳)はタキさんの家事労働者として働いている。同じ町の11歳の子どもを手放した親に聞くと、食べていけないのが唯一の子どもを手放した理由だという。

おばさんはこの4年間で66ドル受け取ったというが、そのうち24ドルをお金を取りに行くためのフェリーとバス代に使っている。30分おばさんと話したが、最後におばさんは涙ながらマークを手元に戻したいといった。

INTERNATIONAL / AFRICA | October 29, 2006

Africa’s World of Forced Labor, in a 6-Year-Old’s Eyes – New York Times

By SHARON LaFRANIERE

A vast traffic in children supports West and Central African fisheries, quarries, plantations and markets.

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