2008年4月23日
世界一大きな授業でギネスに挑戦!
2008年4月23日13時より、「世界一大きな授業でギネスに挑戦!」を行いました。
私もこれまで数年間、「世界の子どもに教育を」キャンペーンの実行委員としていろんな活動をしてきましたが、これほど大規模な活動はありません。
日本国内で約250校、2万人以上の生徒たちが一斉に同じ内容の授業をしたんです!確か2003年に同じく「世界一大きな授業でギネスに挑戦!」をしたときは、日本の参加者は600人くらいだったはずです。
世界一大きな授業にACEも講師を派遣
その後、FTI会合に参加されていた高村外相も、スピーチでこのキャンペーンのアクションについて言及されたとのこと。こうして多くの人が「世界中で子どもが教育を受けられる世の中になりますように」と願っていることを、知ってもらえたらと思います。
この授業は基本的に先生自身ができるようにとデザインされていますが、ACEからも都内の中学校へ講師を派遣しました。私はFTI会合に来ている海外ゲストを交えたクラスで通訳をしていましたが、ナイジェリアから来たゲストやイギリスから来たゲストが、中学1年生と一緒に給食を食べ、子どもたちもかれらの話に聞き入っていました。
これまで細々と続けてきたこのキャンペーンですが、時を経てやっと日の目をみたなぁ、と感慨深いものがありました。
大勢をまきこんだキャンペーンをもっと日本でも
参加人数も最初は8,000人ぐらいだったのですが、数日間で一気に2万人に増えました。どうやら先生の間での口コミが効いたようなんです。ティッピングポイントを越えたんでしょうね。主催している自分たちがこの反響に一番びっくりしているかもしれません。
こういうおもしろいキャンペーンのやり方も日本でもっと広まって、NGOの活動やアドボカシーがもっと身近に感じてもらえたらいいな、と思います。
追記:「世界一大きな授業」が早速報道されました!
「教育奪われる国もある」 世界の子どもが一斉授業 – 47NEWS(よんななニュース)
アグネス・チャン 生まれて初めて学校給食
明日朝のテレビ朝日「やじうまテレビ」でも今日の様子が放送される予定です。
「TOKYO MX ニュース」では、今日のうちに放送されました。