児童労働のない未来へ-NPO 法人ACE代表 岩附由香のブログ

NGOの裏話

2004年11月27日

シンポジウム「フェアなトレードへの道」に登壇

2004年11月27日、立教大学で行われたシンポジウム「フェアなトレードへの道」にパネリストとして参加しました。

基調講演をされた日本労働組合総連合会(連合)の中嶋さんは、ACE設立初期からお世話になっている方。

1998年に、スイスのジュネーブで「児童労働に反対するグローバルマーチ」をしてた時に「おお、岩附さん!」と声をかけられた時の情景が今でも目に焼き付いてます。

ACEが主催した東京でのグローバルマーチにも参加してくださって、たまに講演などで見せるマーチの様子を撮ったビデオにばっちり中嶋さんの姿が写っています。

その他2名のパネリスト、長坂先生(拓殖大学)と小林和夫さん(日本ネグロスキャンペーン委員会)とも親しみやすい方々で、お食事をしながらシンポジウムの進め方について意見交換。

NGO界のパイオニアに囲まれた紅一点

今回のシンポのファシリテーター、伊藤道雄さん(立教大学・JANIC)はNGO界ではそのパイオニアとして有名です。まだ日本のNGOのネットワークがない時代に、国際協力NGOセンター(JANIC)を立ち上げ、有給職員を何名も抱えるNGOにまで育て上げたすごいパワーのある人です。知れば知るほどわからなくなるその奥深い機知と、発想、行動力にはいつもすごいなぁぁぁ、と思ってしまいます。

そんな先輩方に囲まれ紅一点、児童労働とグローバル化の関係、サッカーボールを例にした多国籍企業の関わりなどの話をしました。

風邪で調子がいまいちなのは私だけではなく、どうやら小林さん、伊藤さんも同じ状況のようでしたが、自分が言いたいことも言えたし、長坂さん、小林さんのお話もすごく勉強になったりました。

生協は会員2000万人を抱える日本最大のNPO

今まで良く知らなかった日本ネグロス・キャンペーン委員会の活動について聞くことができました。房の元の部分にかびが生えてないバナナは、農薬いっぱいの不自然なバナナなのだそうです。主に生協に出しているというネグロスのバナナは、ばっちりそのかびがついていて、普通の3倍の値段で売っているそうです。

何より驚いたのは、生協が会員2000万人を抱える日本最大のNPOであること!生協を利用している人の「会員」意識はばらつきがあるかもしれませんが、そのネットワークには大きな可能性を感じたのでした。

社会をデザインするということ

今回のシンポジウムは、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科が主催で開催されました。設立3年目を迎えるこの大学院は、特にNGOやNPO分野の活動を理論化・体系化し、社会の新しいシステム構築に役立てたいという意図で創られたそうです。

最近、デザインに興味を持っている私としては、その名前に惹かれて、シンポの最後のコメントで学生さんたちに「みなさんも自分がどのような社会を望むのか、またそこに自分がどう関わりたいのかを考えて、“社会をデザインしてください”」なんてゆってみたら、伊藤さんに「僕が言いたいことを言ってくれてありがとうございます」といわれました。

シンポジウム後、学生さんから「それはいつも伊藤先生がゆっていることです」と、言われてしまいました。

最近8日間のうちに3回も伊藤さんと会議などでご一緒することが多かったので、影響されてしまったのかしら!?と思ってしまいました。

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