「バレンタイン一揆」する学生が全国で増殖中!バレンタインは“ほんとうに愛のあるチョコレート”を地元で買おう! | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)

幸せへのチョコレート

「バレンタイン一揆」する学生が全国で増殖中!バレンタインは“ほんとうに愛のあるチョコレート”を地元で買おう!

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【ニュースリリース】

バレンタインは“ほんとうに愛のあるチョコレート”を地元で買おう!
「バレンタイン一揆」する学生が全国で増殖中!
~47都道府県大使がフェアトレードチョコレート購入を呼びかけ~

47都道府県大使が「バレンタイン一揆2014」を応援していますガーナのカカオ生産地で子どもたちを児童労働から守り、教育支援を行っている特定非営利活動法人ACE(東京都台東区/代表 岩附由香)は、「バレンタインは、ほんとうに愛のあるフェアトレードのチョコレートをみんなで買いに行こう!」と呼びかけるキャンペーン「バレンタイン一揆2014」を2014年1月14日から開始しました。2月28日まで、全国各地でフェアトレードのチョコレートを購入し、写真をTwitterやFacebookへ投稿することで、フェアトレードを広げる参加者を募集しています。

キャンペーンの企画には、ACEの学生チームPeACE(ピース)や、フェアトレード学生ネットワーク(FTSN)などの学生有志も参加し、学生のアイデアとネットワークで47都道府県の大使を募り、各地での参加を呼びかけています。

甘いチョコレートの裏側にある苦い現実。その解決策のひとつが「フェアトレード」

チョコレートの原料カカオの世界的な生産地は西アフリカ地域では、子どもが労働者として危険な環境で働かされる児童労働や貧困が問題となっています。その背景にある「不公正な貿易システム」を解消するために考えだされたのがフェアトレード(※1)で、とくにコーヒーやチョコレートの販売でフェアトレードが広がっています。生産地域の子どもや生産者の自立を助ける“ほんとうに愛のある”フェアトレードのチョコレートの購入を、日本で最もチョコレートの消費が多いバレンタイン時期に呼びかけ、フェアトレードの認知を広めることを目指しています。

「バレンタイン一揆2014」の参加方法(キャンペーン期間:2014年1月14日~2月28日)

【STEP1】フェアトレードチョコレートを買いに行く

フェアトレードチョコレートを買いに行く。(一人でも、大勢でも、通販でも可)
※商品や販売店情報をキャンペーンサイトで探すことができます。フェアトレードチョコ取扱店情報

【STEP2】購入したチョコレートの写真を投稿する

購入したフェアトレードチョコレートを撮って、「買ったお店の名前」と
ハッシュタグ( #バレンタイン一揆 )」をつけて自分のTwitterやFacebookに投稿する。

※投稿の締切:2014年2月28日(金) 「バレンタイン一揆2014」ウェブサイトからも投稿可能

★投稿写真は、Facebookページウェブサイトなどで発信していきます。

47都道府県大使が呼びかけています!

各都道府県の在住(または出身)の大学生などが、フェアトレードチョコレートと自分が写ったご当地写真を撮影。「わたしがフェアトレードを選ぶ理由」とともに、ウェブサイトに掲載しています。全国47都道府県でフェアトレードチョコレートを購入し、バレンタイン一揆への参加を呼びかけています。


 

補足資料

アフリカのカカオ生産地の児童労働

世界に流通するカカオ豆の7割が西アフリカ地域で生産されており、生産者の多くは小規模な貧困農家で、子どもたちが労働者として働き、教育を受けられない児童労働や子どもの人身取引が深刻になっています。日本に輸入されるカカオ豆の8割はガーナ産で、ガーナでカカオ生産に従事する子どもは100万人ともいわれます(2010年、チュレーン大学)。ACEは2009年から、ガーナで子どもを児童労働から守り教育を支援する「スマイル・ガーナ プロジェクト」を実施し、アシャンティ州の4つの村で300人以上の子どもたちが学校に通えるようになりました。

フェアトレード(*1)とは

フェアトレードとは、開発途上国の生産者と安定した価格で継続的に取引することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をさします。フェアトレード基準を満たした商品に付ける「国際フェアトレード認証ラベル」と、WFTO(World Fair Trade Organization)がフェアトレード基準を満たした団体・企業を認定するフェアトレード団体(FTO)マークなどの仕組みがあります。

国際フェアトレード認証ラベル

原料が生産されてから、輸出入、加工、製造工程を経て「フェアトレード認証製品」として完成品となる全過程で、国際フェアトレードラベル機構(FLO)が定めた国際フェアトレード基準が守られている事を証明します。2014年1月には、日本の大手メーカーとして初めて、森永製菓が「国際フェアトレード認証」を受けたフェアトレードチョコレートを発売しました。

<国際フェアトレード認証ラベルについての詳細> NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン

2月に東京と大阪で、学生が大規模な「バレンタイン一揆」を計画中

キャンペーン実行委員会では、2月に東京と大阪で、大勢の参加を呼びかける「バレンタイン一揆」を行います。
東京: 2月8日(土)、9日(日)新宿マルイ、2月11日(火、祝)オックスファム・ショップ コピス吉祥寺
大阪: 2月11日(火、祝) シサム工房
※1月23、24日には、金沢大学で実施されました。他にも全国各地で同様のイベントを計画中です。

「バレンタイン一揆2014」キャンペーン参加企業・団体

【実行委員会】

NPO法人ACE(エース)ACE学生チームPeACE(ピース)フェアトレード学生ネットワーク(FTSN)、学生有志

【企画協力】

NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン

【協力】

フェアトレード学生ネットワークFTSN関東FTSN関西FTSN九州FTSN北陸エリアFTSN北海道エリア)、静岡学生NGOあおい森永製菓株式会社ピープル・ツリー(フェアトレードカンパニー株式会社)有限会社オーガニックフォレスト株式会社オルター・トレード・ジャパンチョコレートデザイン株式会社株式会社プレス・オールターナティブ株式会社リタトレーディング株式会社ミトク一般社団法人わかちあいプロジェクト特定非営利活動法人オックスファム・ジャパン日仏貿易株式会社スローウォーターカフェ有限会社(2014年1月現在)

認定NPO法人ACE(エース)について

世界中のすべての子どもが権利を守られ、希望を持って安心して暮らせる社会を実現するため、1997年に学生有志が設立した国際協力NGO。2005年にNPO法人化、2010年に認定NPO法人に。インドのコットン生産地、ガーナのカカオ生産地で子どもを危険な労働から守るため、教育支援や農家の収入向上に取り組むプロジェクトを実施。日本で消費者や企業を巻き込みながら、フェアトレードなど児童労働のないエシカルな消費やビジネスを推進。2011年より森永製菓「1チョコfor1スマイル」キャンペーンのパートナー団体になり、「チョコレートで児童労働をなくす事業」で第10回日本パートナーシップ大賞、準グランプリ、特別賞を受賞。第1回日経ソーシャルイニシアチブ大賞ファイナリスト(2013年)、平成23年度社会貢献支援財団「社会貢献者表彰」受賞。

 

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  • カテゴリー:プレスリリース
  • 投稿日:2014.01.27