幸せへのチョコレート

支援者の方をガーナの支援地にご案内しました

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こんにちは、ACE ガーナ・プロジェクトマネージャーの近藤です。

2015年9月15日から22日にかけて、クラウドファンディングサイト「READYFOR?」を通じて支援を募っていた「ガーナのカカオ生産地の人たちに健康診断」にご支援いただいた方を、ガーナの支援地域へご案内してきました。

支援者の貴志さんと、ガーナの村を訪ねてきました

支援者の貴志さんと、ガーナの村を訪ねてきました

 

ガーナのみなさんから支援に対する感謝の印をいただきました

今回ご案内したのは、現地に訪問できる特典付きのREADYFOR?引換券をご購入いただいた、福井にお住まいの貴志(キシ)英生さんです。福井で開業医をされていて、東南アジアや南太平洋地域での医療支援にも関わられている方です。

ガーナへ渡航した初日、まずは現地のパートナー団体でもあるCRADAを訪問しました。以前紹介した現地パートナー団体のナナさんから、READYFOR?でご支援くださったみなさんへの感謝の気持ちとして、歓迎のマフラーをいただきました。マフラーに「Akwaaba(=歓迎)」という意味の言葉が書かれてあり、今回の健康診断の実施を支援してくれたことへの感謝の意が込められています。

マフラーをくれたパートナー団体のスタッフと(貴志さんの右隣りがナナさん)

マフラーをくれたパートナー団体のスタッフと(貴志さんの右隣りがナナさん)

 

そしていよいよプロジェクト支援地を訪問しました。健康診断を実施した村では、学校や村の人たちが大歓迎をしてくれました。伝統の踊り、伝統衣装の贈呈、さらには子どもたちやカカオ農家から食用バナナなど食べ物をいただきました。そのお礼として、日本から持参したサッカーボールを貴志さんから子どもたちにプレゼントしてもらいました。

日本から持ってきたサッカーボールをプレゼント

日本から持ってきたサッカーボールを子どもたちにプレゼント

 

ガーナでの死因一位は「マラリア」。日本は?

次に訪れたのは地域の診療所です。ここでは看護師、検査技師、助産師の方と意見交換した後、診療所の中を見学させてもらいました。村では、マラリアや下痢、カカオ生産における重労働による体の痛みを訴える人が多いそうです。特にマラリアは、ガーナの死因の中でも一番多いため、とても気を配っているとそうです。ちなみに、貴志さんは、日本の成人男性(20~60歳)の死因1位は「自殺」だと説明したところ、現地の医療従事者たちはとても驚いていました。

現地の医療従事者たちが診療所を案内してくれました

現地の医療従事者たちが診療所を案内してくれました

 

ガーナで日本のお医者さんによる「子ども検診」を開催

READYFOR?支援者貴志さんとガーナ訪問

即席「子ども検診」をしてくれた貴志さん

そして翌日、同じく健康診断が行われた別の村を訪れました。そこでは貴志さんによる即席子ども検診が行われました。

実は、この村の子どもたちは、ケガをそのまま放っておくケースが多く、傷口が化膿したり、場合によっては発熱にいたるケースもあるそうです。貴志さんは「とにかくケガをしたらきれいな水で洗い流すこと、必要があれば診療所に行くこと」を説明しました。村の人たちもまさかこのような手当をしてもらえるとは思っておらず、本当に喜んでいました。

今回、貴志さんがプロジェクト地に滞在できた時間はとても短かったのですが、とても有意義な時間を過ごしていただけたと思います。そして改めて、貴志さんをはじめ、READYFOR?を通じてご支援くださったみなさまにお礼を申し上げたいと思います。

貴志さん、そしてご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

報告:ACE ガーナ・プロジェクトマネージャー 近藤 光

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  • カテゴリー:子ども・若者支援
  • 投稿日:2015.10.22