【開催報告】第20回ACE交流サロン「社会的インパクトをもたらすシステムチェンジとリーダーシップ」
【開催報告】第20回ACE交流サロン「社会的インパクトをもたらすシステムチェンジとリーダーシップ」
2025年7月25日「社会的インパクトをもたらすシステムチェンジとリーダーシップ 」と題して、第20回ACE交流サロンを開催しました。
今回のサロンでは、有限会社チェンジ・エージェントの小田理一郎さんをお迎えし、社会にインパクトをもたらすシステムチェンジとは何か、基本的なコンセプトやアプローチについてお話いただくとともに、ACEの白木よりACEが取り組んできたシステムチェンジの事例のご紹介、また森永製菓株式会社の渡辺啓太さんにも加わっていただき、システムチェンジを起こすリーダーシップをテーマにした対談を行いました。
対談では、モデレーターとして進行いただいた小田さんより、「システムを変えていくためには周りを巻き込んでいく力が必要だが、システムが動き始めた出会いは?」という質問が投げかけられました。白木からはACE設立からの企業との関係性を振り返り、SDGsの後押しもあり、企業とNGOの関係性が変わり、パートナーとして協働できるようになったことが挙げられました。また渡辺さんからは、現在「1チョコ for 1スマイル」の活動が社内の様々な部署で進められていることをご紹介いただき、売上のための社会貢献活動から持続可能な社会のための活動に変化していった流れをお話いただきました。
さらに小田さんからの「当初は想定していなかった偶然の出会いやそこで得られた仲間は?」という問いかけに対して、白木からは偶然得た国際会議での活動発表の機会でのガーナ政府との出会い、渡辺さんからはガーナ渡航での「1チョコ for 1スマイル」に関わる現地の人(現地NGO、学校関係者、ボランティア等)との出会い、さらにガーナ渡航を社内で報告した後に増えていった仲間との出会いについてお話いただきました。
システムを変えたいと思った時、特定の誰かの想い・ニーズだけで実現するのは難しいものです。様々な関係者がいる中で「一緒に動いていくための共通ビジョンを示すのはACEの役割」だと白木は話します。相手のニーズを理解し、共通しているビジョンを見つけるために自分自身を開示するようになったという内面の変化にも言及がありました。
ACEはこれからも皆さまとともシステムチェンジに取り組んでいきたいと考えております。
「ACEと一緒にこんなことに取り組みたい」というご提案から、「ACEと一緒に何ができますか」というご相談まで、ご関心をお持ちいただいた企業・団体の皆さまからのご連絡をお待ちしています。
ご参考
・ACEの法人連携に関するご紹介はこちら:https://acejapan.org/support/company
・ACE法人会員のご案内はこちら:https://acejapan.org/activity/partnership/corporate_membership
- カテゴリー:報告
- 投稿日:2025.09.24
- « 過去の記事