2泊3日のACE合宿を実施しました

2泊3日のACE合宿を実施しました

2025年9月1日~3日、東京都内で2泊3日の合宿を実施しました。

ACEでは「学習する組織」を実践しており、個人と組織がともに進化できるよう、日常業務に加え、組織開発にも意識的に時間をかけています。
今回の合宿もその一環として、スタッフ1人ひとりの内面と組織の構造を整えながら、これからのACEの姿を共に描く試みとなりました。また、ACEは完全リモートワークを基本としているため、普段はオンライン上でしか顔を合わせないスタッフが集まり、交流しながらお互いの状況や考えをアップデートする貴重な場にもなっています。

どのような合宿になったのか、3日間の様子を簡単にご紹介します。

1日目は茅場町のコミュニケーションスペース、2~3日目は清澄庭園内の大正記念館を会場に行いました。なお、3日間の合宿にはホラクラシー®の実践や組織開発をサポートいただいているNexTreams合同会社の石井宏明さんに伴走いただきました。

Day1 ソースとACEのこれからを考える

1日目は、ソース原理に関する動画を皆で視聴し、感想をシェアしました。
ソース原理はACEで初めて取り扱った考え方であり、スタッフ個人の内面と組織の構造のために整理できるツールであることを実感しました。

そのあとは「ACEがこれまで歩んできた道」と「ACEのこれから」について対話しました。
夕食は美味しいケータリングを囲みながら、リラックスした雰囲気で交流しました。

NexTreams合同会社の石井さん

対話の様子

クラウドファンディングの寄付呼びかけに活躍したスタッフへ記念品(担当スタッフ手作りアフリカ布のエコバッグ)贈呈も!

Day2 NVCを体験する一日

2日目はゲストに合同会社ファミリーコンパスの渋谷聡子さんを迎え、NVC(共感的コミュニケーション)のセッションを体験しました。NVCはACEとして大事にしている対話手法であり、この日は一日を使って「自分の内側に気づくこと(自己理解)」をさまざまなワークを通じて探究しました。

それぞれに気づきのある時間となり、1日目の学びとあわせて、自分が源となってACEの活動を進めていこうという力が高まったことを実感しました。

研修の様子

ニーズカードを使ったワーク

夕飯は同じ会場で美味しいお弁当と共に

Day3 ソース原理とホラクラシー®の関係性

最終日は、1日目の動画に登場いただいたティール組織やソース原理について研究を進めておられるNPO法人場とつながりラボhome’s vi代表理事の嘉村賢州さんにお話いただきました。

1日目の動画の復習と共に改めてソース原理と自律分散型組織との関係性を明らかにし、参加者一人ひとりが刺激を受ける時間となったとともに、それぞれのソースとしての役割や次の一歩を思い描きました。

最後は全体をふり返る「チェックアウト」の時間を多くとり、合宿を締めくくりました。

ソース原理について探究を深めてきたACE山下、岩附、嘉村さんとのトークセッション

研修後も質問が止まらないスタッフたち

3日間の振り返りを付箋に貼って共有し合いました

今回の合宿では、ソース原理やNVCを通してそれぞれが自己理解を深め、それとともにACEのこれからを考える時間となりました。今このメンバーがACEに集う意味や自分の役割・ソースをより感じながら、自主的に動いていこうという気持ちが生まれる場になりました。

チェックアウトでは、「次なる冒険」「生まれかわった日」といった感覚を持つスタッフもいて、この3日間がACEにとって次のステップに進む大切な節目になったようです。

完全リモートワークの中で限られた時間でしたが、1人ひとりの学びや願いに触れる、とてもあたたかい時間となりました。

  • カテゴリー:報告
  • 投稿日:2025.09.25