【あなたの1日33円が「そのこ」の明日を変える】子どもの権利サポーター募集キャンペーン
【あなたの1日33円が「そのこ」の明日を変える】子どもの権利サポーター募集キャンペーン

毎月の寄付で継続的にACEの活動を支える「子どもの権利サポーター」を50人募集しています。児童労働のない、子どもが大切にされる世界をめざしてともに歩む仲間になってください。
11月中にお申込みいただいた方には、谷川俊太郎さんの詩「そのこ」のポストカードと、絵本のイラストを使用したステッカーをプレゼントします。
あなたの1日33円(毎月1,000円)が子どもたちの人生を変えます。
お申込み、心よりお待ちしています!
ぼくが知っている、「そのこ」のこと
そのこはとおくにいる
そのこはぼくのともだちじゃないでもぼくはしってる
ぼくがともだちとあそんでいるとき
そのこがひとりではたらいているのをぼくがおふろからでてふとんにもぐりこむとき
そのこはゆかにごろんとよこになるぼくはこどもだからはたらかなくていい
そのこはこどもなのにおかねをかせいでいるそのこのみらいのためになにができるか
だれかぼくにおしえてほしい——詩・谷川俊太郎「そのこ」より 一部引用
「そのこ」は、本当にいる
谷川俊太郎さんがACEのために書き下ろしてくださった詩「そのこ」。
この詩に登場する「そのこ」は、想像の中の存在ではありません。
世界には、遊んだり、勉強したいと思いながらもそれが叶わず、おとなと同じように働いている子どもが、1億3800万人います。
これは、世界の子どもの13人に1人の割合です。
中には、人身取引の被害に遭ったり、危険な労働で命を落とす子どももいます。
私たちの日常に届く製品の向こう側で、「そのこ」たちは、今日も働いています。

ガーナのカカオ農園で児童労働に携わる子ども
でも、「そのこ」の未来は変えられる
ACEは26年間、児童労働から子どもたちを守るための活動を行ってきました。

原料生産地
村レベルでの現地支援活動として、ガーナのカカオ生産地で子どもの保護・教育支援、家庭の収入向上、地域の意識啓発に取り組んでいます。
また、児童労働をなくすための制度づくりにも取り組んでおり、ガーナ政府と協働して「児童労働フリーゾーン(CLFZ)」制度の整備を支援しています。

原料を使う企業
責任ある調達を推進し、児童労働のないビジネスを推進するため、研修やコンサルティング、協働プロジェクトの実施、業界内外との連携促進などを実施しています。

消費者
講演やイベント、教材、SNS・メディアでの情報発信を通じて児童労働や子どもの権利を伝え、社会を変えるためのアクションの実施を呼びかけています。

政府・国際機関
国際社会・国際機関への働きかけとして、国際ネットワークへの参加や児童労働に関連する国際会議への出席などを行っています。国内では、国会議員や関係省庁者との意見交換会、勉強会などを、ACE単独のほかネットワークを通じて行っています。


「そのこ」だったゴッドフレッドは、いまは学校の先生に
ゴッドフレッドさんは3人兄弟の長男。7歳でお父さんを亡くし、9歳からカカオ農園で働き始めました。

朝は5時に農園に行き、重いカカオの実を運び、刃物を使ってカカオの硬い殻を割り、食事もほとんど食べられずに一日中働く日々。学校に通うことも友達と遊ぶこともできず、危険で過酷な労働を続けていました。
病気になっても関係なく、ごはんを食べさせてもらえなかったり、外で寝させられたり、体罰を受けたりしたそうです。
ほかの子どもたちが学校へ通っているのに、自分は働かなければならないことをとても悲しく思っていた、といいます。
そんな彼が生活する村でACEの「スマイル・ガーナ プロジェクト」が始まりました。

ACE副代表白木(左)とゴッドフレッドさん(右)
親たちが「教育の大切さ」を知り、子どもたちは学校へ。ゴッドフレッドさんも再び勉強ができるようになり、医者になりたいという夢も見つけることができました。
努力を重ねた彼は学年トップの成績を収め、奨学金を得て高校・大学へと進学。
今は学校の先生として、村の子どもたちに勉強を教えています。「小さい頃の夢だったお医者さんにはなれなかったけど、村に貢献したい」といい、ACEのプロジェクトにも協力してくれています。
1日33円~の支援が、「そのこ」の毎日を変える。
遠く離れた「そのこ」のために、ACEの活動を支えるサポーターとなってください。
毎月のご寄付を1年間続けていただくと
1日あたり約33円(毎月1,000円)で
 子ども1人に一年間 給食を支援できます。
子ども1人に一年間 給食を支援できます。
1日あたり100円(毎月3,000円)で
 通学に必要な制服や学用品一式を子ども6人に支援できます。
通学に必要な制服や学用品一式を子ども6人に支援できます。
1日あたり約166円(毎月5,000円)で
 家庭の収入を増やすためのカカオの農業訓練を7人の農家に実施できます。
家庭の収入を増やすためのカカオの農業訓練を7人の農家に実施できます。
なぜ、毎月の継続支援が必要なのか
児童労働をなくすACEの活動は、多くの方からのご寄付で支えられています。しかし、その多くは単発のご寄付。将来の見込みや計画が立てづらく、資金調達に不安が残ります。
児童労働をなくすには、3年、5年、10年という長期的な取り組みが必要です。
村の意識を変え、親の収入を安定させ、教育を根付かせる——それには、継続的な支援が不可欠です。
ですが、近年は人的リソース不足のためサポーター募集施策を実施できていなかったことや、支援者の方々の高齢化などもあり、新規入会者よりも退会が多い現状。
子どもの権利サポーターは減ってしまっています。

今年度、サポーターを100人増やす目標を掲げました。この11月キャンペーンで、その半数の50人を募集します。
あなたの継続的な支援が、ACEの財政基盤を安定させ、長期的な計画のもと、確実に「そのこ」の未来を変えます。
遠く離れた「そのこ」のために。そして、ACEの活動を支えるために。
毎月の継続支援という形で、力を貸してください!
子どもの権利サポーターの声
「カカオ農家の子は貧しくてチョコレートを食べたことがない」と聞いたことがきっかけでした。世界の子どもたちが抱える課題についてもともと関心はあったので、月1000円なら自分の「ちょっといいおやつ」を3回我慢すればいい、それで子どもたちの助けになるならと思ってサポーターに申込みました。
仕事や子育てもあり自分自身で何か活動をすることは難しいですが、ACEを寄付で応援することで、世界の子どもたちのために少しでも貢献できているはず、と思うことができています。(30代女性・Hさん、サポーター歴6年)
ハイカカオチョコレートが好きで、カカオの生産等に興味を持っていました。
勉強していく中で、農作業の過酷さや貧困などの問題があることを知り、何かできることをしたいと思いました。
労働環境を改善したり子どもたちの教育の向上を実現することが、美味しいチョコレートを未来に繋げることになると考えています。(30代男性・Sさん、サポーター歴2年)
チョコレートが好きで専門店や量販店ではフェアトレードの商品などをよく購入しています。自分が好きなものなので携わる皆さんには幸せな気持ちで働いて欲しいと思うこと、これからの未来を担う方々に労働ではなく学びの機会をもたらし自分で生きる力を持って欲しいと思い、申し込みました。(40代女性・Tさん、サポーター歴1年)
11月に「そのこ」の仲間になってくださった方へ
今月、子どもの権利サポーターにお申込みいただいた方に、谷川俊太郎さんの詩「そのこ」の世界をいつも身近に感じていただけるプレゼントをご用意しました。

「そのこ」のステッカーとポストカード
谷川俊太郎さんの詩「そのこ」と、「そのこ」の絵本を制作した際に描いていただいた塚本やすしさんのイラストを使ったステッカーとポストカードをプレゼントします。
ステッカーはノートパソコンやスマートフォン、手帳などに。ふと目にするたびに、遠い空の下で暮らす子どもたちを思い出し、誰かに「そのこ」のことを伝えるきっかけになりますように。
お届け時期
2025年12月中旬発送予定
対象
2025年11月1日~11月30日の期間中に子どもの権利サポーターにご登録いただいた先着50名様
仕様
ポストカード:100×148mm
ステッカー:50mm×50mm(円形)
「そのこ」の未来をつくるのは、あなたです
谷川俊太郎さんがACEのために書きおろしてくださった詩「そのこ」。
それは思いがけない形で生まれました。
当時ACEのマンスリーサポーターだった谷川さんに、「『僕もサポーターです』という動画を撮らせていただけませんか?」と電話でお願いしたところ、「そういうのはちょっと」と断られ、電話口でシュンとしていた私の気配を感じた谷川さんが、こういったのです。
「でも、詩でだったら、何か出来るかも」
そこから、詩「そのこ」の誕生ストーリーは始まりました。
世界には1億3800万人の、子どもの権利を奪われている「そのこ」がいます。
「そのこ」は、あなたの友だちではないかもしれません。
でも、想像してみてください。
あなたがコーヒーを飲む朝、カカオ農園で働く子どもがいることを。
あなたが服を着替える瞬間、コットン畑で汗を流す子どもがいることを。
そして、知ってください。
あなたの行動で、「そのこ」の人生が変えられることを。
2025年は、児童労働をなくすというSDGsの中に掲げられた目標の期限でした。
残念ながら現実はほど遠く、複雑に絡み合う要因をほどきながら、児童労働を生むシステムそのものを変えるには、かなりの時間と労力を必要としています。
だからこそ、毎月の継続的なご寄付が、大きな力になるのです。
詩「そのこ」は最後に
 そのこのみらいのためになにができるか
 だれかぼくにおしえてほしい
と結ばれています。
この谷川さんの投げかけに、ACEのサポーターになって応えていただけませんか?
自分ができることを、わたしもしますよ、と。
2025年11月 認定NPO法人ACE
代表 岩附由香

ACE代表岩附と支援地(ガーナ)の子どもたち
今日から、あなたも「そのこ」とつながる
※11月30日までにお申込みの方には、詩「そのこ」オリジナルステッカー&ポストカードをプレゼント
※ステッカーは2025年12月中旬発送予定(先着50名様・数量限定)
お申込みにあたり
子どもの権利サポーターは、毎月定額を継続的にご寄付いただくプログラムです。継続的なご寄付は、中長期的な計画で児童労働をなくす活動を支えます。
ご寄付の金額
子どもの権利サポーターの金額は、ご自身でお好きな金額をお選びいただけます(手数料の関係で、1,000円/月 以上でご入力をお願いいたします)。ご寄付いただく期間は決まっておりませんので、停止のお申し出をいただくまで継続されます。
ご寄付の方法
お申込み方法は、「クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、AmericanExpress、Diners)」、または「口座自動引落し」からお選びいただけます。
クレジットカード決済の場合、お引落しは各カード会社に応じ、翌月あるいは翌々月になります。口座自動引落しの場合、お申込みから初回引落しまで1~2ヶ月程かかります。
領収書の宛名・宛先
当団体への寄付申込み時のご登録名、ご住所とさせていただきます。
お申込み情報と領収書の宛名・宛先が異なる場合は、寄付申込フォームの「領収書名」に宛名を、「備考」に領収書送付の宛先をご入力ください。
領収書の発行
領収書の送付は、年に1度(1月頃)、前年にご入金が確認できた寄付額の合計金額を記載し、郵送いたします。
紛失などによる領収書の再発行はいたしかねますので、大切に保管してください。
海外在住の方への領収書の送付は、運営費の節減節減のため行っておりません。恐れ入りますが、あらかじめご了承ください。
よくあるご質問
Q. 途中で金額を変更したり、停止することはできますか?
A. はい、いつでも可能です。お問い合わせフォーム、メール、またはお電話でご連絡ください。詳細はこちら:毎月のご寄付(子どもの権利サポーター/会員)変更・停止手続きについて
Q. 寄付金は税額控除の対象になりますか?
A. はい。ACEは「認定NPO法人」のため、ご寄付は寄付金控除/税額控除の対象となります。税額控除・寄付金控除についての詳細はこちら。
Q. 活動の報告は届きますか?
A. 年1回、活動報告書を郵送いたします。また、定期的にメールで最新の活動をお伝えします。不定期で活動報告イベント(対面/オンライン)も開催しています。
Q. ステッカーはいつ届きますか?
A. 2025年12月中旬に、ご登録の住所へ郵送いたします。
※先着50名様限定・数量に達し次第終了
お問い合わせ
認定NPO法人ACE 担当:青井
ngo%acejapan.org(%を@に変えて送ってください)
TEL:03-3835-7555(受付時間:平日 10:00~17:00)
- カテゴリー:お知らせ
- 投稿日:2025.11.01
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