親子で楽しむ!映画「バレンタイン一揆」上映会+チョコレート試食&販売会 開催報告

親子で楽しむ!映画「バレンタイン一揆」上映会+チョコレート試食&販売会 開催報告

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mama_event 2017年2月5日(日)、新宿にある株式会社ビースタイルのオフィスをお借りし、「親子で楽しむ!映画『バレンタイン一揆』上映会+チョコレート試食&販売会~社会貢献をもっと身近に~」を開催しました。映画上映に加え、出演者のトーク、参加者同士での感想や疑問のシェア、フェアトレードチョコレートの試食販売を行いました。

このイベントは、ACEママチーム(ACEのママスタッフとママボランティア)による初の企画運営イベントです。子連れだと普段なかなか映画を観にいけないママ・パパでも参加しやすい、社会問題について気軽に考えてみるイベントを、という想いで開催しました。

当日は、赤ちゃんから高校生、ママ・パパ、学校の先生などがお越しくださり、午前・午後の部合わせて大人38名、中高校生11名、小学生以下24名という多くの方々にご参加いただきました。

 

児童労働の現状について

ACE代表岩附から、児童労働の現状やACEの活動内容について説明しました。チョコレートだけでなく、サッカーボール、コットン、コーヒーなど普段身近にあるものの裏に児童労働があること、現在世界には1億6800万人もの子ども(世界の子どもの人口の9人に一人の割合)が不当な労働をしていることなど、深刻な状況をお伝えしました。

 

映画「バレンタイン一揆」上映

映画「バレンタイン一揆」は、日本の女の子たちがガーナのカカオ生産地を訪ねたドキュメンタリーで、彼女たちが児童労働の問題に出会い、悩み、闘った、奮闘を描いています。

詳しくはこちらから→「バレンタイン一揆」特設サイト

この映画には、実際に児童労働をしていた青年、児童労働をなくそうと努力している団体職員、未だに子どもを働かせている親、その一方で教育の重要さを理解している親など様々な立場の人が出てきます。参加者の方々はそれぞれの立場から真剣なまなざしで鑑賞されていました。 赤ちゃんを遊ばせながら鑑賞できるスペースや託児室を設け、ママパパができるだけゆったり過ごせるように工夫しました。

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参加者同士でのトーク、シェア

映画上映の後は、近くの参加者同士で感想や疑問を話してもらい、続いて全体でシェアする時間をつくりました。その内容を一部ご紹介します。

  • 児童労働をしていた子どもが大人になったとき、教育の重要性を知らないためにその子どもにまた労働をさせるという悪循環が起きてしまう。(高校生) ・若い世代がもっとフェアトレードについて学び、周囲に伝えることが必要。そして何ができるか受動的ではなく能動的に考えていきたい。(高校生)
  • このようなイベントをきっかけに、子どもが社会問題に気づきコミットしてほしい。(5歳児のママ)
  • 日本に住んでいると、社会に潜んでいる問題に気づきにくい。世界にも日本にも問題があることを子どもに伝え、行動するきっかけをつくりたい。(小学生のママ)
  • 主人子の女の子たちがガーナでの経験に留まらず、行動を起こしているところがすごい。(6歳児のママ)
  • 遠い国の問題でも実は自分たちと密接につながっているのに、分断されてしまっている。自分たちの問題だと捉えなくてはいけない。(女性)

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映画出演者 藤田琴子さんのトーク

午後の部では、映画出演者の藤田琴子さんにお越しいただきました。ACE代表岩附との対談形式で映画出演当時のお話を伺い、参加者からの質問にも答えていただきました。

【ゲスト】藤田琴子さん

映画の主人公の一人、藤田琴子さんは、大学生のときにACEのユース代表として支援先のガーナを訪問。そこで、当然のように子どもを働かせていた村の人々が、その現状を児童労働という問題として捉え、課題に真剣に向き合っている現場に立ち会う。帰国後、多くの人にフェアトレードチョコレートを知ってほしいという想いから「バレンタイン一揆」を企画。現在は、社会福祉士として勤務。

対談、質問内容を抜粋してご紹介します。

Q. 国際協力に関心をもったきっかけは何ですか?
A. 中学生のとき、カナダで14歳の男の子が児童労働撲滅団体を設立したと知り、感銘を受けました。その後高校生のときに訪れたタイで売春や児童労働の問題に直面しました。その中でACEの活動を知り、ACEアカデミー(ユース)に参加しました。

Q. バレンタイン一揆をやり切れたパワーはどこからきましたか?また、仲間との温度差があったことをどう振り返りますか?
A. ACEアカデミーの代表としてガーナに行かせてもらったので、経験や学びを一人占めせず、多くの人たちに伝えなければいけないと思いました。しかし、ガーナから帰国して時間がない中で企画したため、仲間にじっくりと経験や想いを伝えられなかったことが温度差の原因だったと思います。

Q.バレンタイン一揆をした当時と今では、フェアトレードの伝え方は変わりましたか?
A. 当時は、「伝えなければいけない」という使命感が先行していた気がしますが、今はもっとポップに(やわらかく)伝えたほうがいいと思っています。かわいくて、素直に「ほしい」と思える商品を提供し、消費者に受け入れてもらえる形が自然です。

Q. 映画の中で現地と日本では問題のとらえ方が違うとありましたが、日本人には何が求められていると感じましたか?
A. 現地の方は、かわいそうとかネガティブに捉えてほしくないのだと感じました。やはり、作ったものをフェアな対価で買い取り、誰もが無理のない生活をできる当然のサイクルが必要です。現状を良くしようというエネルギーは現地の方々から強く感じたので、日本人は自分たちの問題解決をがんばってと言われている気がしました。

Q. 社会福祉士として働いている中で、当時の経験が活きている部分はありますか?
A. 出会ってつながりをもった人と一緒に生きていきたいという気持ちをもっています。自分の価値を感じていない子には、「あなたはとても大切」ということを伝え続けています。そういうことが平和につながっていくと考えています。

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フェアトレードチョコレートの試食&販売

ACEが取り扱うフェアトレードチョコレートの試食と販売をしました。ショコラティエ パレ ド オール三枝俊介シェフとのコラボレーションによる、限定チョコレートも並びました。

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今回はACEママチーム初のイベントでしたが、多くの方々にお越しいただき感謝申し上げます。今後も親子が一緒に参加できるイベントを企画していきます!ママチームのメンバーも募集していますので、ぜひご参加ください。

参加希望の方、「もっと詳しく知りたい」という方は「お問合せフォーム」よりお問合せください。(ACEママチーム担当:岩附・白木・青井)

お問合せフォーム:https://acejapan.org/contact

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  • カテゴリー:報告
  • 投稿日:2017.02.24