グローバルフェスタJAPAN2014 出展報告!
グローバルフェスタJAPAN2014 出展報告!
2014年10月5日と6日、東京・日比谷公園で開催され国内最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN2014」にACEは今年も出展しました。ACEは、フェアトレードコーヒーを使用した“フローズンモカドリンク”などを販売する「飲食ブース」と、ACEの活動紹介やオリジナルグッズ販売をする「展示ブース」を出展しました。
二日目はあいにくの雨になりましたが、オープニングセレモニーにAKB48が登場したり、ケニアのマサイ族が参加するなど、例年以上の盛り上がりとなりました。
ACE Cafeでフェアトレードフローズンモカドリンクを新発売!
今年のACE Caféでは例年販売しているフェアトレードコーヒーに加え、「フローズンモカドリンク」を新発売しました!フェアトレードコーヒーにチョコレートと氷やミルクなどをミックスしたエシカルなフローズンドリンクで、試作に試作を重ね、ついにグローバルフェスタ当日お披露目することができました。少し暑いくらいの天気だった初日は、「フローズンモカドリンク」を90杯以上販売することができました。
お客様からは「シャリシャリ感がいい!」「想像のはるか上を行くおいしさ!」「こんなおしゃれな飲み物でフェアトレードを身近に感じられる」などのお声もいただき、老若男女問わず大好評でした!
二日目はあいにくの台風の影響で肌寒い気候でしたが、雨の中お越しくださったお客様には暖かいお飲み物が好評でした。台風接近に伴い二日目は12時でフェスタが終了してしまいましたが、フェアトレードのホットコーヒーと、ミルクを混ぜたホットカフェラテが、たった2時間で、なんと60杯も販売することができました!
準備から積極的に商品開発に一緒に参加していただき、当日も見事な連係プレーでお客様を楽しませつつ素早く飲み物を提供してくださったボランティアのみなさんには、ACE一同、心より感謝しております。この場を借りてお礼申し上げます。
今年のACE Café では、暑くても寒くても、フェアトレードは身近にあるということを参加されたみなさんに感じていただけたのではないかと思います。まずは飲み物からフェアトレードを身近に感じていただくことで、国際協力にもっと興味を持っていただけるととても嬉しいです!
報告:子ども支援担当事業インターン 市川 明里
児童労働体験で世界の子どもの現状をもっと身近に
「展示ブース」では、『児童労働の解決のために、ACEのファンになってもらう人を増やす!』という目的のもと、ACEオリジナルグッズの販売と、児童労働やACEの活動を紹介するパネルを展示しました。
「児童労働をしている子ども」と「日本の子ども」の日常を比べて、児童労働をより身近に感じてもらうパネルを展示したり、「重さ20㎏の水くみ」や「サッカーボール縫い」の体験コーナーで、子どもたちがどんな労働をしているか体験していだだきました。
二日目が半日になってしまったにもかかわらず、二日間合計100人以上の方がアンケートに答えていただき、約380人の方にチラシを配ることができました。ブースに足を運んでくださった方から、「自分の知らないところで児童労働が関わったものを使っているかもしれないことを知りこわいと思った」「フェアトレード商品の購入や募金・寄付なら自分にもできる」「ACEグッズを買いたい!」などのお声をいただきました。
また、2013年に引き続き、今年も高島屋労働組合からたくさんの方にボランティアとしてご参加いただきました。みなさんACEや児童労働について勉強してくださっていて、パネル紹介や商品の販売も積極的に取り組んでいただきました。ありがとうございました。(二日目は雨の中でしたが、みなさん笑顔で参加してくださいました。)
多くの方から、「来年もボランティアしにきます!」との嬉しいお言葉もいただきました!ボランティアとして参加してくださることで、児童労働について自ら発信し、活動に深く関わることの楽しさを実感していただくことができたのではないかと思います。
報告:啓発活動推進担当インターン 宇留賀いくみ
児童労働を知ってもらうきっかけの場として
ACEの飲食ブースで売り出したフローズンモカの人気も高く、また展示ブースでは沢山の方に足を止めていただきました。グローバルフェスタがひとりでも多くの方に児童労働問題を知ってもらうキッカケの場となっておりましたら嬉しい限りです。
グローバルフェスタの翌週10月10日は、ノーベル平和賞の受賞者が発表され、パキスタンで女の子への教育を求めるマララ・ユスフザイさんと、児童労働根絶に取り組むインドのカイラシュ・サティヤルティさんの2人が受賞しました。2人の受賞を受けて、より一層日本でも児童労働や子どもの権利についての理解が進むことを期待しています。
そして、日本に住む私たちはもちろん、世界中の女の子や子どもたち双方が笑顔になれる社会にするため、一人ひとりにできることを実践していただけると嬉しいです。
わたしたちにできることはたくさんあります。
子どもの笑顔のために、できることから始めてください!
- カテゴリー:イベント
- 投稿日:2014.10.22