【ガーナ便り】新しい村での支援を開始しました!
こんにちは、ガーナ担当の近藤です。スマイル・ガーナ プロジェクトはこれまでアシャンティ州アチュマンプニュア郡の8村でプロジェクトを実施してきましたが、2018年1月末をもってプロジェクトを完了しました。
皆様のご支援のおかげで、これまでに454人の子どもたちを児童労働から救い、約4000人の子どもたちに教育の支援をし、今では児童労働のないカカオ生産地を自分たちで維持する体制が整いました。心より御礼を申し上げます。
新しい村での支援が始まりました!
そして、2018年2月1日より、ブロン・アハフォ州アスナフォ・サウス郡の2つの村でプロジェクトを開始しました。
この2村は州が違うのですが、これまで実施してきた8つの村に隣接している地域で、同じくカカオが主な産業となっている地域です。学校環境は厳しく、就学年齢の子どもの約4割が児童労働をしているともいわれています。ぜひこれまでの経験を活かし、児童労働のないカカオ生産地になれるよう、地元の人たちと協力して活動を行いたいと思っています。
また近藤は3月11日から25日までガーナに行くのですが、その際に支援が終了した村の関係者を集めた「卒業セレモニー」を行います。 これまでの苦楽を共にしてきた皆さんと、ついにこの時を迎えるのかと思うと、とても感慨深いものがあります。
アチュマ・ンプニュア郡の8村では児童労働がなくなりましたが、ガーナでは2月からプロジェクトを実施している2村をはじめ、まだまだ児童労働が深刻な地域がたくさんあります。
これからもスマイル・ガーナ プロジェクトへのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!!
ガーナプロジェクトマネージャー 近藤光
- カテゴリー:子ども・若者支援
- 投稿日:2018.03.09