「沖縄うまんちゅ子どもの権利推進プロジェクト」が始動しました

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ACEと沖縄青少年自立援助センターちゅらゆいは、デロイト トーマツ グループの一般財団法人デロイト トーマツ ウェルビーイング財団による”個人と社会””個人と地球環境”のWell-beingの向上に寄与する取り組みを対象とした第2回「コレクティブ・インパクトによる社会課題解決の推進」助成事業に、2団体の共同体として採択されました(第2回助成先決定のお知らせ)。 

今回の助成を受ける2022年12月からの活動は、「沖縄うまんちゅ子どもの権利推進プロジェクト」と名付けました。 
ACEとちゅらゆいの取り組みと、プロジェクトのキックオフの様子をご報告します! 

子ども支援者を対象とした子どもの権利の研修プログラムづくり 

沖縄県では子どもの4人に1人が貧困状態にあります。2016年に沖縄県の子どもの貧困対策に内閣府の予算がつき、子ども食堂が急激に増加しました。それに伴い子ども支援の担い手が増加しましたが、その支援が本当に「子どもにとって」良い支援になっている、「子どもの権利」が保障されている状態で支援が行われている、とは言い切れない現状があります。

そこで、子どもを支援する人たちに子どもの権利をもっと知ってもらおうという想いから、昨年ACEとちゅらゆいは共に子ども支援者向け研修プログラムづくりを始めました。 

 「うまんちゅ」は沖縄の方言で「みんなで、万人で」という意味を持ちます。本プロジェクトでは、沖縄というエリアにフォーカスし、NVC(非暴力コミュニケーション)研修、プレイパークの運営、子どもの権利実践研修の実施を通じ、子ども支援者個人単位のWell-being、団体・コミュニティレベルのWell-beingに働きかけ、最終的に子どものWell-beingを高めることを目指しています。 

12の共同体が参加した助成金贈呈式 

2022年12月21日(水)に助成先となる共同体への助成金贈呈式が実施されました。贈呈式には助成先として採択された12の共同体が参加し、それぞれの事業内容や意気込みが発表されました。 

ACE代表の岩附とちゅらゆい代表の金城さんがオンラインで、ACEスタッフの田柳が会場参加しました。どの共同体の事業紹介も熱い想いを感じるものばかりで、お互いのやる気やリスペクトを高め合えるような、とても雰囲気の良い贈呈式でした。 

贈呈式の写真

贈呈式の様子

集合写真(贈呈式)

12の共同体が一堂に会しました

頼もしい「伴走者」が仲間に! 

今回のデロイト トーマツ ウェルビーイング財団助成の特徴の1つが、各団体の希望に応じて共に事業に取り組む「伴走者」がマッチングの場を経て就くという点です。伴走者はプロボノとして活動に参画し、「経営」「人的支援」「事業インフラ」「ガバナンス」「広報」などの領域において、事業実施に必要な知見やノウハウの提供を行います。 

「沖縄うまんちゅ子どもの権利推進プロジェクト」には、デロイト トーマツ グループから3名の方が伴走してくださることになりました。 

2023年3月7日(火)には伴走者、ちゅらゆい、ACEの3者が揃ったキックオフミーティングを行い、今後の活動について話し合いました。今後、伴走者の方々の心強いサポートを得ながら活動を実施していきます。 

伴走者ミーティングの写真

伴走者のみなさんとのキックオフミーティング


うまんちゅ(みんな)でやるぞー!
 
応援、よろしくお願いします! 

 (参考:前年の活動) 
子どもの権利条約フォーラムin沖縄/那覇で分科会を開催しました
子どもを支援している方々への研修プログラムを開発中です 

 

子どもの権利の普及推進のために
応援よろしくお願いします!

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  • カテゴリー:報告
  • 投稿日:2023.03.22