子どもの権利条約フォーラム2023inとよたで「わたしらしさを大切にする子どもの権利ワークショップ」を実施しました!
子どもの権利条約フォーラム2023inとよたで「わたしらしさを大切にする子どもの権利ワークショップ」を実施しました!
2023年11月25・26日(土・日)に豊田市で開催された「子どもの権利条約フォーラム2023inとよた」で分科会を開催し、ACEとして制作を進めてきたワークショッププログラム「わたしらしさを大切にする子どもの権利ワークショップ」を実施しました。当日はおとな15名、子ども4名の合計19名にご参加いただきました。
ワークショップでは、日々の生活で感じるイライラやモヤっとしたことを題材に、NVC (Nonviolent Communication =共感的コミュニケーション)の手法を使って「大切にしたい願い=ニーズ」を参加者1人1人に見つけてもらい、そのニーズと子どもの権利の関連性を知るワークを実施しました。
導入パート「感じてみようわたしの気持ちと願い」では、参加者1名のエピソードを参加者全員に向けて話してもらい、その方の「感情」と「大切にしたい願い」を全員で探究する時間をつくりました。エピソードを話していただいた後、参加者から次々と話を聞いて感じた感情と願いが挙がり、限られた時間のなかで参加者1人1人の「聴く力」「共感する力」がついたことを実感しました。
その後は、子どものモヤっとした事例エピソードから、子どもの権利条約のなかのどの子どもの権利と関連しているかを探してもらうグループワークをしました。また、子どもが安心して相談できるためにはどうしたらよいかを考えるロールプレイを見せ、自分も相手の権利も尊重しながらどんなアクションが取れるか各自で考える時間を持ちました。
ワークショップ後 参加者の声
- 大事だと思う権利も人それぞれで自分らしさ、それは自分の中の軸になっているというメッセージが素敵でした
- 子どもの権利条約の条文を実際の出来事に照らし合わせて考えることができました
- 自分のニーズが人権意識とどうつながるのか、人権が自分の中にあるとわかる内容だった
本ワークショップは2023年に制作し、ブラッシュアップの機会を経て、この度ACEスタッフが実施するワークショッププログラムとして完成しました。完成したプログラムを基に現在、小学生バージョンやおとなバージョンも制作中です。
今後、出前授業のメニューとして実施も予定しておりますので、ご関心のある方、ぜひお申込みください。
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ワークショッププログラム制作の目的、背景については以下の活動報告をご覧ください。
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- カテゴリー:報告
- 投稿日:2024.01.18