ACEが協働する有楽製菓がブラックサンダーシリーズ含む全商品のカカオ原料を児童労働に配慮された原料に変更
ACEが協働する有楽製菓株式会社が、2024年7月生産商品より使用するカカオ原料のすべてを児童労働問題に配慮したカカオ原料に変更となったと発表しました。
有楽製菓株式会社は、カカオ原料を通じて現地農家への支援を行い、持続的なカカオ豆生産の実現に向け2025年までに児童労働問題に配慮したスマイルカカオへの100%の達成に向けて対応されてきましたが、2025年を待たずして、100%の切り替えを達成されました。
詳しくは、有楽製菓のプレスリリースをご覧ください。
有楽製菓株式会社が児童労働問題に取り組むようになったきっかけは、2018年に同社の河合伴治会長がACEのガーナでの取り組みを知ってくださったことといわれています。(参考:有楽製菓|スマイルカカオプロジェクト)
その後、同社の河合辰信社長がACEのスマイル・ガーナ プロジェクト支援地を訪問してくださり、同社のサプライチェーン上の児童労働撤廃取り組み強化にむけて、ACEは継続的にアドバイスを行ってきました。また、児童労働の現状や取り組みに関する消費者の理解を促進するために、メディアを通じた発信やイベントでの発信にも協力して取り組んできました。
ACEは、ガーナのカカオ生産地で危険な労働から子どもたちを守る活動を行いながら、児童労働を生まない社会構造をつくるために企業や政府とも協働しています。
有楽製菓株式会社が、不断の企業努力を重ねて当初掲げた2025年の達成目標を待たずして早期に達成されたこと、そして継続してACEの取り組みを支援してくださっていることに感謝するとともに、今後も企業連携を強化し、児童労働を生まない社会構造の構築に取り組みます。
- カテゴリー:お知らせ
- 投稿日:2024.09.26