ACEは、カカオ生産における児童労働をなくし、チョコレートを食べる人と作る人、みんなが一緒にしあわせになれる社会、「児童労働のないチョコレート」があたりまえに手に入る未来を目指して、2009年より「しあわせへのチョコレート」プロジェクトを実施しています。

このたび、2024年4月から2025年3月の活動をまとめた最新の活動報告書を公開しました。

今回の報告書では、プロジェクト開始から17年の歩みを振り返る巻頭対談を掲載。現場と制度のあいだに立ち、ACEが現地パートナーや行政、企業と共に築いてきた取り組みの背景や広がりを、具体的に紹介しています。

加えて、以下のような1年間の主な取り組みや成果をまとめています：

• ガーナ政府と進める「児童労働フリーゾーン（CLFZ）」制度の構築支援（JICAプロジェクト）
• ガーナの子どもとカカオ農家を支援する「スマイル・ガーナ プロジェクト」
• 日本のチョコレート企業との連携による児童労働対策
• 消費者や子どもたちへの啓発活動、講演・イベント実績
• 西アフリカやカカオ、人権デューデリジェンスに関するニューストピック

「しあわせへのチョコレート」プロジェクトの活動は、みなさまからの「チョコ募金」によって支えられています。日頃からのご支援に心より感謝申し上げます。今後も、児童労働のないチョコレートの実現に向けて活動を続けてまいりますので、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

2025年は、SDGsの目標8.7で「世界中のあらゆる児童労働を終わらせる」ことの目標期限に設定された年です。
ACEはこの節目の年にあらためて課題の深刻さを受け止め、今後もガーナでの取り組みを通じて、児童労働撤廃の実現に向けて多様なパートナーと力を合わせながら取り組んでまいります。

報告書はこちらから：
「しあわせへのチョコレート」プロジェクト活動報告書（2024-2025）