児童労働のない未来へ-NPO 法人ACE代表 岩附由香のブログ(archive-blog)

もし、22歳のあの夜に一晩寝ないでACE設立趣意書を書いていなかったら。
もし、22歳のあの秋に「一緒にやらない?」と現事務局長の白木に電話していなかったら。
今の私もACEも、児童労働から救出した1000人以上の子どもの笑顔もなかったかもしれません。

そんな私の経験から、あまりにも多すぎる今の社会の心配事を減らすために
「行動を起こす Take Action」することが、思っているよりは難しくないこと、
そして自分の小さな行動が「違いを生みだす make a difference」することなど、読んだ人が感じ、NPO/NGOに関わり始める一歩を踏み出す「背中ポン」になることを願って、日々のことを綴っているのがこのブログです。

2004年からブログをはじめ、2013年のACEウェブリニューアルにあわせて引っ越しました!
代表ブログの内容は基本的に私個人の意見・思想ですが、ACEの活動紹介・報告の場にもなっています。

日々是発見

2014年12月8日

命を授けてくれてサンキュー

 

 私には2歳になる子どもが1人います。

 そして、実はまた新しい命を授かり、1月に出産を予定しています。

 

 子どもを授かること自体が本当に幸運なことなのだと気付いたのが30代後半でした。

 2007年に32歳で結婚してから、しばらくは子どもができないように注意していました。2008年のG8サミットに向けた活動で重責を担うことになり、いまここで妊娠したら大変!と思っていたからです。

 

 しかし年齢も年齢なので、40歳までには・・・と思ってその後トライしてみても、すぐ出来ると思っていた子どもがなかなかできませんでした。調べてみても、はっきりとした原因があるわけでもなく、不妊治療も試みましたが、なかなかうまくいきません。子どもを授かるということが、どれほど奇跡的なことなのかを、身を持って知りました。このまま出来なかったらどうしよう、先延ばしにしなければよかった、など、いろいろな不安や後悔がよぎりました。

 

 幸い、2011年に子宮筋腫の手術をした後、自然妊娠し、その子どもがいま2歳。そして、また新しい命を授かることができました。現在妊娠9カ月。お腹の子どもは、日々ぐるぐると動いて、生まれてくる準備に勤しんでいるようです。

 

 今回の妊娠がわかった5月、私の心情は複雑でした。出来れば子どもは2人欲しいなぁ、という想いはあったのですが、まさか!という感じの妊娠だったので、正直「嬉しい」よりも「どうしよう」という気持ちのほうが大きかったのが事実です。子育てと仕事の両立のジャグリングにも慣れてきて、10月にはインド出張に行くつもりで、来年に向けてバリバリ働くぞー!、という気持ちと、相棒の白木も結婚したばかりで、これから出産をするかもしれない、という想定がある中で、私だけ先に2人目なんて・・・、と。財政的にも課題が多く、自分が仕事を休むことの影響を考えると、ただでさえ十分な責任を果たせてない気がするのに、どうしよう、言えない・・・というような気持ちでした。スタッフに話して、みなが喜び理解を示してくれるまでは、申し訳ない気持ちのほうが大きかったのです。

 

 それに加え、5月~7月は、前回よりもひどいツワリで、でも妊娠初期なのでなかなか説明も出来ず、しかし講演など代わってもらえるものでもなく、頭がまわらずしんどい中で仕事をしながら、かなりどんよりとした2か月半を過ごしました。8月からは、妊娠糖尿病と診断されて血糖値を測らなければならず、高齢出産のハイリスクさを身を持って知りました。先月、今月は妊娠後期に入り免疫力が低くなっているのか、風邪をひいたり体調を崩したりして、かなりまわりに迷惑をかけてしまいました。

 

 そんなこんなの妊娠生活でしたが、幸い赤ちゃんは順調に育っていて、うまくいけばあとちょうど1カ月で、生れてきます。1月から3月末まで、出産・育児休暇をいただき、4月から職場復帰する予定です。関係者のみなさまにはご迷惑をおかけすることもあると思いますが、新しい命を授かったことに喜び、出産後の体調を立て直しながら、少しの間赤ちゃんとの時間を過ごさせていただきます。ご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いします。

 

というわけで、4つめのサンキューは、神様のお計らいへ。

神様、命を授けてくれて、サンキューです!

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児童労働日々是発見資金調達・ファンドレイジング

2014年11月7日

サポーター・会員・寄付者のみなさんにサンキュー

  本日大阪でCSRがテーマの企業向けの講演だったのですが、ACEとしてあまり周知できていなかったにも関わらず、ACEマンスリーサポーターの方が2名話を聞きに来てくれました!おひとりの方とは本日初対面で、どういうきっかけでマンスリーサポーターになってくださったのかをお聞きし、ACEがなかったら出会っていなかったであろうそのつながりが出来たことに、あらためて嬉しいな、と思いました。もうひとりの方は、もう長年ACEのご支援をいただいている女性。先日電話でもお話したばかりだったので、子育ての話などプライベートなこと含め顔を見てお話が出来てうれしかったです。

  というわけで3つめのサンキューは、ACEを応援してくれているマンスリーサポーター、会員、寄付者のみなさんへの、ありがとうです。

  ACEにはサポーター・会員あわせて定期的にご寄付・会費をいただいている支援者の方々が約500名いらっしゃいます。みなさんが私たちを信じてお金を託して下さっているからこそ、私たちは活動を続けることができます

 またこれまで大口の寄付をいただき、助けられたこともありました。

ACEが法人化を目指していた2004年、どうしても1人事務局員を置きたいので、お金が必要なんです!とお願いし、300万円をご寄付くださったHさん。あのお金がなかったら、今事務局長をしている白木が会社を辞めてACEの専従になることは出来なかったですし、その頃からACEの活動が発展を見せたことを考えると、あの300万がなかったら、今のACEはなかったといっても過言ではありません。

 印税を寄付したいと電話をかけてきてくれたMさん。その時はちょうどあてにしていた助成金に落ちた時で、とても資金に困っていました。助成金に落ちたという知らせを出張中のガーナで受けた時のショックは今でも覚えています。Mさんに相談して、その助成金で出せるはずだった人件費に充てさせてもらうことを了承してもらい、ご寄付をいたただき、なんとか息を吹き返しました。やはり、あの時あのご寄付がなかったら、今活躍しているあのスタッフの活躍もなかったかもしれません。

 ビジョンサポーターという制度を作って、10万円単位のご寄付をお願いにいった時。10万円という金額は、そうそうさっと出せるものではありません。しかし、「せっかくきてもらったし、ご寄付しましょう」と快くご寄付を申し出てくださった人生の先輩の方々にも、本当に励まされました。ご寄付をいただくというのは、私たちの活動の価値、効果を認めていただき、ACEの存在価値を証明して下さるものだからです。

  法人からのご寄付も、やはり人との信頼関係があってこそ。現在インドで実施しているピース・インドプロジェクトも、ご提案させていただき、組織として支援を決定していただいた当時のご担当者なしには、はじめられなかったと思います。またガーナのプロジェクトも、児童労働に取り組むACEをパートナー団体にしようという当時の森永製菓の1チョコfor1スマイルご担当者のご決断がなかったら、支援地拡大は出来ていませんでしたし、その次のご担当者が実現してくださった支援地のカカオを使ったチョコレートへの道も、開けなかったと思います。

  こうしてみると、本当に多くの方々に支えられてきましたし、今も支えられていることを感じます。ご寄付をいただくというのは、その方の「児童労働をなくしたい」というお気持ちを私たちがお金という形で受け取り、事業を実施してその夢に向かって実現させていくということだと思っています。

 私のモットーは「人とつながり、力を引き出し、社会をかえるエネルギーを生み出す」こと。ご寄付をいただくのも、その方とつながり、その方、あるいはその方の所属する組織の力(ご寄付)を引き出し、児童労働のない未来に向けて使わせていただくこと、と置き変えてみれば、その通りなのかもしれません。

 私が目指しているのは「11人の可能性が花開く社会」です。そのためには、教育が必要で、それを阻害するのが児童労働です。 

 児童労働に反対するグローバルマーチに参加していたフィリピンのごみ山に住んでいる女の子を、数年後に訪ねたことがありました。ジェシカという女の子で、彼女はNGOの支援を受けて大学に通っていました。 

 建築を学んでいる彼女に「教育ってどんな意味があると思う?」と聞いたら、「教育を受けなかったら、自分が建築に興味があって、好きだってことがわからなかったと思う」と言っていました。自分の可能性を知り、それを開花させるためには、教育の機会が必要です。1人でも多くの子どもが児童労働から解放され、教育を受けて、自分の将来を希望を持って語れるようになる、それが私の夢です。

 39のサンキューの3つめは、これまでご支援くださったみなさんへ。

 本当に、本当に、ありがとうございます。

 しかし、夢を実現させるためには、まだまだ多くの個人、法人のご支援を必要としてい

 ます。これからご寄付いただくみなまには、Thank you in advanceということで!

 前もって、そのご支援にここで感謝し、3つめのサンキューとしたいと思います!

 

 

 

 

日々是発見

桐朋にサンキュー

今週は講演ウィーク。水、木、金と3連ちゃんでした。
大阪出張の帰りの新幹線で、このブログ記事を書いています。 

火曜日に行った講演は、我が母校、桐朋女子の中学2年生の総合的学習の時間。卒業生が9人も呼ばれていて、中学2年生のみなさんが誰の話を聞きたいか自分で選んで、在校中に学んだことや、今やっている仕事の話を聞く、というものでした。

 卒業してから、話をしにいくのはこれで3度目です。こんな形で母校に戻ることがあるとは、思っていなかったなぁ。

 講演は、はじめに私の桐朋生活の写真等をちょっと見せて、桐朋の思い出を振りかえってから、今の仕事の話をしました。

 1年の最大のイベントである体育祭で、応援企画をしていたこと、800メートル障害リレーで新記録を出したことなど、もっぱら授業外活動でいかにいろいろなことを学んだか、気付けば今も「みんなで何かを成し遂げる」ということが好きという話をしました。女子高にもいろいろなタイプがあると思いますが、桐朋女子はアクティブな、そしてゴーイングマイウェイな子が多いような気がします。5月の体育祭は学年対抗なので、中1から高3の6学年対抗でだいたい高2か高3が勝つことになります。それ以外にも文化祭(9月頃)は高校3年英が一番盛り上がりますし(受験なのに!)、それなりにみんな進学するのですが、勉強以外のことも熱心な学校だったのです。

 私は優等生タイプではなく、校則違反のリュックを校長先生に直に怒られたり、ピアスを注意されたり、授業中もぺちゃくちゃしゃべったりと、どちらかというとよく怒られていたかもしれません。でも今振り返ると、それがいやな怒り方じゃなかったな、と思います。大人になってから改めて、いい先生たちだったのだな、と思います。

 実は私は小学校から桐朋なのですが、今年の夏には、校舎が建て替えのため壊されるということで同窓会があり、そこでも懐かしいみんなや、大好きだった先生との対面をして、楽しい時を過ごしました。この小学校の担任だったO先生も、私たちが初めて担任を持ったクラスだったこともあり、本当に愛情を注いでくれました。親や親族以外に最も愛情を注いでくれた初めの人だったかもしれません。卒業式の時に「僕はみんなを愛しています」と言われたので、親族以外で愛しているといわれた男性は、O先生がはじめてです(笑)。

 そして、何よりもかけがえのない財産が、友達です。
 ちょうど先週末には「ダブル成人式」と題し、桐朋女子の卒業生が20人以上集まって、みんなで食事会をしました。海外で暮らしている友達の帰国にあわせて集まり、夜の部では、久々の人も含め、これまでの人生の岐路を振り返り、うひゃーそれは大変だったね!よくがんばった!とたたえ、これからの人生の健闘を祈って!?わかれました。今はFacebookでつながっている同級生も多く、なんとなくお互いの状況がわかっていることもあって、久々に会ってもそんな感じが全くしないのですが、きっとFBがなくてもすぐうちとけて話せて、お互い「変わってないねー!」って思えるのが、桐朋生の楽しく楽なところです。考えてみれば、なかなか人に話せない家族のことや、人生の迷っている時に、相談したい友達は、桐朋生が多いかもしれません。

6歳から、もしくは12歳からのつきあいで、これまでの恋愛遍歴!などを含め互いに知っている特に仲の良い友達たちは、そこにある安心感と信頼度は家族同様、いやそれ以上かもしれません。

  というわけで、39のサンキューの2つ目は、桐朋にサンキュー!

 私の人格形成に大きな影響を与え、人生のかけがえのない友を作ってくれた学校。

 特に今年は、40を目前にしてその影響がいかに大きかったか、実感した1年でした。

<高校3年生の体育祭。ドラクロワの絵は放課後残って美術部の子たち中心にみんなで絵を塗りました。この前で
学年350人でひとつのパフォーマンスをくりひろげる「応援」を企画し、指導するのが応援企画です。この写真は多分、優勝が決まって、みんなで記念写真をとっているところ。私は真中らへんでピンクのTシャツを着てます。本当はかけてはいけないパーマがかかってます>高3体育祭ドラクロワ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NGOの裏話NPO経営/NGO組織運営日々是発見

2014年11月2日

ノーベル平和賞、カイラシュ・サティヤルティさんにサンキュー

2014年10月10日に発表されたノーベル平和賞は、本当にうれしいサプライズでした。
マララさんら2人と発表された「ら2人」のほうのカイラシュ・サティヤルティさんは、
実はACEを立ち上げたきっかとなった人だったからです。(ちなみに取材が殺到して、
大変でした。。。)

 実は私がACEをはじめたのは、カイラシュさんが世界中に賛同を呼びかけた
「児童労働に反対するグローバルマーチ」が発端です。

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日々是発見

39のサンキュー

昨年、39歳になった時に「記念に39のサンキュー(39)を書いてみる」と
Facebookで始めたものの、途中になっていた「39のサンキュー」プロジェクト。

何度も思い出しては書き続けられずにいたのですが、昨日のこと。

もう11月1日かぁ、今年もあと2カ月、私の誕生日まであと1カ月半か、、、、
ハッ!

このままでは39のサンキューを書き終わる前に40歳になってしまう!

ということに気づきました。

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お知らせ・報告児童労働日々是発見資金調達・ファンドレイジング

2014年10月16日

ノーベル平和賞を受賞したカイラシュさんから教わったこと-児童労働がなくならないのは「意志」が足りないから-

昨晩は、2014年のノーベル平和賞が発表になってから初めての講演でした。講演の最後にご支援をお願いしたのですが、ちょっと言い足りなかったな、と感じたのでブログにも書いておこうと思います。

1010日の夜から昨日まで、ノーベル平和賞を受賞したカイラシュ・サティヤルティさんに関する取材をTV、新聞各社から受ける中で思い出したのが、1998年の「児童労働に反対するグローバルマーチ」が実施された時にカイラシュさんが語った言葉です。

正確には

 「児童労働がなくならないのは貧困が理由ではない。

  政治的意志が足りないから、児童労働がなくならないのだ」

 

英語では、“Lack of political will”とおっしゃってました。

私は、カイラシュさんのこの言葉に、すごく納得しました。

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お知らせ・報告メディア掲載

2014年10月10日

ノーベル平和賞、マララさんと同時受賞のカイラシュ・サティヤルティさんとは

ノーベル平和賞が発表になりました!

マララさんとノーベル平和賞を同時受賞されたカイラシュ・サティヤルティさん(Kailash Satyarthi)は、私たちACEにとって、立ち上げのきっかけとなった恩師であり、児童労働問題に取り組む先輩であり、尊敬する人物です。

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お知らせ・報告

2014年9月20日

宮城県山元町出張報告 その2

19日も引き続き山元町にいました。 今日は写真つきで報告します。

「宮城県山元町出張報告 その1」はコチラ

やまもと復興応援センターを訪問

やまもと復興応援センターで、社会福祉協議会の方や山元復興応援センターの方からヒアリング。仮設住宅の入居率が2014年8月時点で65.3%。仮設住宅は場所によって入居率が変わりますが、低いところは52.3%だそうです。

空いてしまった部屋を閉め切ったままにしておくとカビが生えてしまうため、やまもと復興応援センターの支援員のみなさんが空き部屋の換気を行っているそうです。1軒1軒、鍵を開けて、窓をあけて。。。と結構時間がかかる作業のよう。

ヒアリングの様子

やまもと復興応援センターでの和気あいあいとしたヒアリング風景(右手前がACEスタッフの成田)

仮設住宅には、年金生活や1人暮らしの高齢者、経済力があまりない方々が残る傾向にあるとのこと。人口1万8,000人だった山元町も、現在1万3,000人を切っている状態です。あくまでも住民票の有無でカウントした人口なので、住民票は移していないが、山元町に住んでいない人もいて、実際は1万人ぐらいではないかなどの声も、複数の人から聞かれました。 ‥続きを読む

お知らせ・報告日々是発見

2014年9月19日

宮城県山元町でリトミック教室開催

宮城県山元町に来ています。山元町は震災後災害ボランティアセンター運営支援としてACEのスタッフ全員が支援に入り、その後も細々と支援を行ってきました。

今回の訪問の目玉は、子育て支援サークルでのリトミックの開催。講師としてお連れした石丸由理先生は、リトミックの国際資格をお持ちの知る人ぞ知る大御所の先生です。

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児童労働

2014年7月7日

谷川俊太郎さんの詩「そのこ」誕生秘話

みなさん、こんにちは!ACE代表の岩附です。

2014年6月12日からはじめた「そのこ」の未来キャンペーンを通じて、10万人に伝えたい!っと思っている「そのこ」は、詩人の谷川俊太郎さんがACEのために書き下ろしてくれた詩です。今日は、「そのこ」の誕生秘話をご紹介しますね!

詩「そのこ」を朗読してくださった谷川俊太郎さん(2010年ACE法人化5周年記念シンポジウムにて)詩「そのこ」を朗読してくださった谷川俊太郎さん(2010年ACE法人化5周年記念シンポジウムにて)

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児童労働

2014年6月12日

6月12日は児童労働反対世界デー&谷川俊太郎さんの詩「そのこ」

6月12日は「児童労働反対世界デー(World Day against Child Labour)」です。

世界中で、児童労働について知り考えて、行動を起こす日として、2003年に国際労働機関(ILO)が定めました。

そんな日にぜひ読んでいただきたい詩が、「そのこ」。
ACEのマンスリーサポーターでもある、詩人の谷川俊太郎さんが
児童労働を伝えるために書きおろしてくれました。

「そのこ」詩・谷川俊太郎 絵・塚本やすし

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お知らせ・報告

2014年4月29日

5/10 エシカルファッションカレッジ開催に向けての想い

ゴールデンウィークですね!

今日はACEでエシカルファッションカレッジのボランティア説明会を行いました。

ACEのボランティアが初めて!という高校生・大学生から、ACE会員の社会人の方、学校の先生など、幅広い層の方がご参加いただいています! ‥続きを読む

企業の社会的責任(CSR)

2014年4月19日

CSRとCSVについてのつぶやき

企業の社会的責任にACEとしても注目をしはじめ、具体的に事業の中に取り込んでいったのが2007年頃からですが、あれから7年、CSR(企業の社会的責任)を巡る環境は、CSV(ハーバード大学教授マイケル・ポーター氏が作った概念)登場によって変化してきているように思います。

CSRとCSVの定義については、他に譲るとして、理解の整理を自分なりにしようとすると、いくつかの誤解が
あるのではないかと思いました。CSRの関係者と意見交換をする中で、このような誤解が生まれているのではないか、、、という話しに何度かなったので、メモしておきたいと思います。

誤解その1 CSR=CSVだ!

 CSRとCSVはもともとの出所が違うし、CSV的な活動があることがCSRを果たしているとは、いえないと思います。CSVをやっているからコンプライアンスはどうでもいい、とはもちろんならないわけです。

誤解その2 本業を通じてやるのはCSVだけ

 実はCSRの議論の中にはずっと「経営戦略との統合」=CSR経営の必要性が叫ばれてきました。そこまでなかなかいきつく会社がいなかったことは事実かもしれませんが、CSVが「本業の事業の中で社会貢献する」ことをうたっていることは、別にCSRでも言ってきたことで、新しいことではありません。

このテーマについては、今後ももう少し自分自身も学びながら、整理したいと思います。

この人に会って話を聞いた!企業の社会的責任(CSR)日々是発見

2014年3月24日

かわさきコンパクト・フォーラム(3/20)で末吉さんの話を聞きました

3月20日(木)、かわさきコンパクト・フォーラムに参加してきました。

国連グローバルコンパクトに自治体として署名している川崎市は、独自にかわさきコンパクトなるものを作っています。
http://www.kawasaki-compact.com/

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お知らせ・報告この人に会って話を聞いた!

2014年3月16日

上智100周年記念のシンポジウムでゾマホンさんとご一緒しました

昨日、母校である上智大学100周年記念のシンポジウムがありました。

私はパネルディスカッションのファシリテーターとして、上智の教育理念 ” For Others, With Ohters”を実践している4人の活躍中の上智卒業生 のお話を聞く機会に恵まれたのですが、その中でもTVでおなじみの ベナン共和国出身のゾマホン・ルフィさんの話を紹介したいと思います。

「日本人はみな”相手のことを先に考える”。それがすばらしい」

「日本に来てなぜこんなに発展しているのかを考えたとき、 日本人の識字率の高さがあった。」 ‥続きを読む

お知らせ・報告日々是発見

2014年3月13日

3.11を宮城で過ごしました

2011年3月11日の震災の日、みなさんはどこで何をしていましたか。

私はちょうど子宮筋腫の手術を受け退院する日で、夫が運転する車で 家に帰る途中に地震が起きました。

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お知らせ・報告企業の社会的責任(CSR)

2014年3月6日

近況+3月17日 ACE主催「ビジネスと児童労働」セミナー 参加者募集中!

ブログ、大変ご無沙汰していましました。

認定NPO法人ACEの岩附由香です。

最近は、5月10日のコットンの日に開催する「エシカルファッションカレッジ」の準備や、児童労働ネットワークが行うキャンペーンの準備や、ACEのファンドレイジングのことや、なんやかんやでかなり頭がいっぱいいっぱい
な日々です。

今年は心を入れ替えて?!もう少し、このブログも更新していきたいと思っています。

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NGOの裏話

2014年1月14日

リレーインタビュー Vol1 白土真由美さん

2014年もよろしくお願いします!

新年最初のACE代表ブログ更新は、新企画!
リレーインタビュー「ACEの舞台裏“ここだけの話”」をお届けします!

記念すべき第1回は、いつもたいへんたいへんお世話になっている、白土真由美さんです!
今日(2014年1月14日)、森永製菓から日本のナショナルブランドとして初めて、国際フェアトレード認証ラベルのチョコレートが発売されます。そのチョコレートには、2009年からACEが支援してきたガーナのカカオ生産地域で採れたカカオが使われています!

そんな、ACEと森永製菓との協働のきっかけをつくってくださった白土真由美さんに、これまでの協働と活動の意義を振り返っていただきました!(白土さんには、現在「ACE戦略アドバイザー」としてご助言いただいてます!)

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