2006年12月20日
ユニセフが生んだ児童労働に対する誤解
ユニセフは毎年世界子ども白書を出版している。1997年は児童労働特集である。児童労働を研究しはじめた私にとってこの本はバイブルに近い存在であり、何かと参照してきた文書でる。ユニセフという子どもに関する権威のある組織が出版した報告書であるので、児童労働に関わる記述に引用されることも多い。
もし、22歳のあの夜に一晩寝ないでACE設立趣意書を書いていなかったら。
もし、22歳のあの秋に「一緒にやらない?」と現事務局長の白木に電話していなかったら。
今の私もACEも、児童労働から救出した1000人以上の子どもの笑顔もなかったかもしれません。
そんな私の経験から、あまりにも多すぎる今の社会の心配事を減らすために
「行動を起こす Take Action」することが、思っているよりは難しくないこと、
そして自分の小さな行動が「違いを生みだす make a
difference」することなど、読んだ人が感じ、NPO/NGOに関わり始める一歩を踏み出す「背中ポン」になることを願って、日々のことを綴っているのがこのブログです。
2004年からブログをはじめ、2013年のACEウェブリニューアルにあわせて引っ越しました!
代表ブログの内容は基本的に私個人の意見・思想ですが、ACEの活動紹介・報告の場にもなっています。
2006年12月20日
ユニセフは毎年世界子ども白書を出版している。1997年は児童労働特集である。児童労働を研究しはじめた私にとってこの本はバイブルに近い存在であり、何かと参照してきた文書でる。ユニセフという子どもに関する権威のある組織が出版した報告書であるので、児童労働に関わる記述に引用されることも多い。
2006年11月30日
アメリカのNGO、National Labor Committee がバングラデシュでの児童労働を摘発するレポートを発表しました。 ‥続きを読む
2006年11月13日
Equal Exchange(イコール・エクスチェンジ)は1986年に設立されたフェアトレード会社である。この会社そのものが協同組合として活動している会社としてはユニークな存在である。
2006年10月31日
NYタイムス紙にアフリカの児童労働の記事が載っていました。このナレーションのほうを以下ざっと訳したので、見てみてください。
2006年10月20日
いま、ニューヨークに来ています。
「人間の安全保障の写真展示会」のオープニングセレモニーがニューヨークの国連で開かれ、同じ国際交流基金日米NPOセンターのフェローシップでアメリカに来ている開発教育協会(DEAR)の中村さんに連れてってもらい参加してきました。 ‥続きを読む
2006年10月11日
チョコレートというと、みなさんは何を思い浮かべますか?
駄菓子屋にある1粒20円のものからデパート等で売っている1粒数百円のものまで、チョコといっても幅広い種類がありますが、それらに共通しているのが、その原材料、カカオです。 ‥続きを読む
2006年9月15日
タイトルは昨晩テレビで見た映画『Three Wishes』の1シーンのフレーズ。 ‥続きを読む
2006年8月24日
児童労働を主題とした国際会議が1997年にノルウェーのオスロで開催された。今回見つけた文献「児童労働に対する闘いの前進と後退(原題“Achievements and setbacks in the fights against child labor”)」は、この会議が児童労働にどのようなインパクトを与え、どのような性質のものであったかを見極めるための評価査定を試みている。 ‥続きを読む
2006年8月22日
毎年、ラグマーク財団が行っている資金調達イベントのひとつが、くじ引きである。英語でRaffle(らっふる)というくじの券(チケット)を売ることで、団体は資金調達が行え、くじを買う人は高価な商品を当てられる可能性を楽しむ。ラグマーク財団のくじ引きの商品は、もちろんカーペットである。 ‥続きを読む
2006年8月17日
今日は全国消費者連盟(National Consumer’s League、以下NCL)を訪問し、その代表であり、児童労働連盟の共同議長を務めるリンダさんにお話を伺った。 ‥続きを読む
2006年8月9日
この度、ACEは味の素の「あしたの素 クリック募金」の寄付先団体のひとつになりました。2006年8月1日~10月31日までの3ヵ月間です。 ‥続きを読む
今回は、より高い利益を追求するため、第三国で現地の労働者を低賃金・劣悪な労働条件で働かせるスウェットショップ(Sweat shop)に対し活動を行っている「グローバル・エクスチェンジ」と「スウェットショップ・ウォッチ」という2つの団体を紹介したい。 ‥続きを読む
2006年8月1日
※ただいまアメリカでフェローシップ中。アメリカの同僚から以下の情報が送られてきました。
いま危機にさらされているレバノンという国について、もっと知ってもらおうという意図で作成されたのだと思います。共有します。英語でごめんなさい。 ‥続きを読む
2006年7月24日
日米センターNPOフェローシップでアメリカに来て、3ヶ月が経ちました。英語での仕事にもだいぶなれ、間違っても気にしないようになり、神経が太くなっているのを感じます。胃もアメリカンサイズになってきている気がして、日本帰国時にスーパーサイズ・ユカになっていないかやや心配しております。
2006年6月24日
NGOのための資金調達ワークショップに行ってきました!この2日間、目からウロコがパラパラと落ちていった感じ。ウロコの特に大きかったものを3つ紹介します。
2006年6月15日
2006年度の「なくそう!世界の児童労働」のキャンペーンについて、さまざまなメディアで報道がありました!(※リンク切れはご容赦ください) ‥続きを読む
2006年5月6日
国際労働機関(ILO)が発行しているグローバルレポートの2006年度版が発表されました。今回のレポートのタイトルは「The End of Child Labour: Within Reach」です。